映画館はテイクアウトとデリバリーを始めてほしい話
よしえの思考宇宙へようこそ。
ここは日々妄想で埋もれているよしえの思考宇宙を言語化しているブログです。
皆さん最後に映画館に行ったのはいつですか?
私は昨年、テネットを観に行ったっきりです。
でもコロナ禍の映画館、けっこういいですよ。
席がひとつ飛びなので隣の人を気にしないでゆったり見れます。
でも感染者が増えてきている今だと、家族にもし感染させたらと思うといくら対策してもらってもなかなか足を運べないのが現実です。
毎週audiobookアプリで聞いているポッドキャスト、
下から目線のハリウッド の第33回「ポップコーンが映画館を救う?今だから考えたい「映画館体験」&劇場とおカネの話」
私はこの回でポップコーンが映画館存続を助ける存在だと知りました。コロナ禍で映画館へ行く人が減っている中、あれだけ大きな施設を維持するのは大変だと思います。
そこでテイクアウトに力を入れて、少しでも維持費の足しにしては?と思いつきました。
そこでまずケンタッキーのクリスマスパックみたいに、映画館を感じる食べ物パックを作ります。
ファミリーサイズとお1人様サイズはマストですよね。
さっぱり派の人には
・塩味のポップコーンSサイズ
・チキンナゲット
・枝豆ミニカップ
・次回映画館で使えるポップコーン半額チケット
のセットをおすすめします。値段は1100円。
自宅鑑賞なので、ドリンクは自分で準備します。
甘い物派には
・キャラメルと塩味ハーフのポップコーンLサイズ
・グミカップS
・次回映画館で使えるドリンク半額チケット
で900円。
グミはハリボーがいいですよね。
でも日本のグミも捨てがたい。
若者はグミ大好きだと思うのでM、Lサイズも作りましょう。
カップに入れるのがコツです。すぐ開けて食べられるし
袋じゃないだけでアミューズメント感が出そうじゃないですか。
ちょっと美味しいものが食べたい人には
・生ハムとチーズのセット
・グリッシーニ
・オリーブ三種盛り
・次回映画館で使えるドリンク半額チケット
のセットで1500円はいかがでしょう?
ワインに合う感じにしてみました。
あとは映画館だと食べるのはNGなお菓子でも
あえてテイクアウト専用にして売り出すのはどうでしょう。
パッケージを映画とコラボすればばっちり。
アニメやマーベルなど、キャラクターにファンがついている作品ならテイクアウトのセットにオリジナル特典を付ける。
デリバリーピザと同じアイデアです。
もちろん、テイクアウトを増やしたら出前館やウーバーイーツでも買えるようにします。
なぜ映画館でテイクアウト商品を作る必要があるのか?
目的は売上の為だとしても、消費者が求める価値はなにかあるのかってことがポイントですよね。
だってポップコーンなんて100円くらいで作れますから。
そもそもなぜ私たちは映画館に行ってたんでしたっけ?
作品を見るため?
デートの口実?
映画を観ることが一番の目的とはいえ、
私たちが映画館に求めているもの、それは非日常感です。
日常からちょっと違う世界を体験し、また日常にもどってくる。
その場所を提供できるのが映画館ですよね。
映画を観る場所なら会議室でもいいか、というとそうじゃないじゃないですか。
暗くて広くて大きなスクリーンと音で
全身で感じるから楽しいんです。
その場所を提供できる。
これこそが映画館がもっている価値なのではないでしょうか。
だから映画館はすでに持っている「映画館で映画をみる非日常感」を別の形で商品にすればいいと思うんですよね。
非日常感を感じてもらえれば、どこでも買える食べ物だって映画館で買うことが一つのエンターテインメントになり得るのではないでしょうか。ディズニーランドのフードと同じです。
実際やろうと思えばいろんな問題が出てくると思いますし
無責任なアイデアを言っているのはわかっています。
でも今はまだまだ映画館で映画をみることが難しい状況です。
でもとっくに私達は自粛に疲れていますよね。
そろそろ非日常感が欲しい。
リフレッシュのきっかけが欲しい。
映画を家で見るのも普通になっている今、必要なのは非日常感の演出なんです。
食べ物なんて自分で準備すればいいんだけど、きっと同じことを求めている人が沢山いると思うんですよね。
そろそろ非日常感を味わうためにお金を使いたい気持ちがあるでしょ?
出前にも飽きてきたころだと思います。
でもコロナはまだ収束しそうにありません。
収束してから映画館に行こう、では遅いと思うのです。
というわけで映画館の工夫を凝らしたテイクアウト&デリバリー、待っています!