よしえの思考倉庫

気になったことをあれこれ置いていく倉庫的ブログです。

主婦という肩書を下ろす決意をした話

みなさんこんにちは。

コロナワクチン2回目の副反応でひたすら眠いよしえです。

 

みなさんは肩書きって、なにか持ってますか?

それ、いつ降ろします?

今回は何も持ってなくて「主婦」という肩書きを掲げてきた私が

それを下ろす決意をしたお話です。

 

数年前、読書量を増やしたくてaudiobookにたどり着き、

そこからポッドキャストという音声配信の楽しさを知ってしまいました。

そのうち、自分でもなんか喋ってみたくなりました。

 

でもポッドキャストはハードルが高いなあ。

もっとmixiみたいに内内でスタートできないかしら。

 

そこで出会ったのがスタンドFMです。

スタンドFMはそのアプリを入れている人しか聴けません。

この限られた場所、というのが良いのか

コメントが荒れてるのを見たことがありません。

 

このアプリ一つで

・録音

・簡単な編集

・配信

まで一気に出来るという

初心者に嬉しいアプリです。

BGMが沢山準備されていて、そこから選ぶだけでラジオっぽくなるのも好きなところ。

 

ここで「主婦のしごと、どーする?」という番組名をつけて

ちょこちょこ配信してました。

フォロワーは160人くらいですが

実際聞いてくれてるのは毎回数人ってところです。

それでも、話すことが楽しくて続けてたんですね。

 

子どもの夏休み中は録音ができず

その間にキャリアコンサルタントに合格して

音声配信のスタンスを考えるようになりました。

 

専業主婦だった私にとって「主婦」という肩書きは

唯一のもので大事な存在でした。

それしか語れるものがないと思っていたから

番組名にしてたわけです。

 

でもキャリア相談の勉強をしているうちに

一人の人間に色々役割はある。

でもそれはあくまで一面で

その人の人生全体のバランスを考えることが

より良いキャリア支援に繋がるのだな、と感じたんです。

 

では自分はどうだろう?

主婦という一面に頼りきっていないだろうか。

ここを名乗る必要が今後あるだろうか。

 

わたしは、わたしであればいい。

肩書は何も持っていないこのわたしが自分の人生を主体的に生き

このままの口で語ればいいのではないだろうか?

 

これが俗にいう自己肯定感というやつでしょうか。

私はやっと、自分で自分を縛っていた肩書を置く決心ができたのでした。

 

主婦であることになんとか喜びを見出し

事前勉強もないまま体当たりで子育てをしてきて

ときどき仕事をしていない自分が

社会のお荷物のような気持ちに感じた時は

私を守ってくれていた「主婦」という肩書き。

 

高く掲げてみたり

しょってみたり

時には投げ捨てたくなったりしながらも

私の一部だった肩書きです。

 

でももう、大丈夫。

わたし、という一人の存在で歩いて話せる。

 

そこで番組名から主婦という文字を消しました。

新しい番組名は「よしえのキャリア思考ログ」です。

また変わるかもしれません。

 

もう主婦という肩書きに頼るのをやめる、と決めた私ですが

都合が悪いシーンでは

「主婦」という肩書きに登場してもらおう、と企んでいます。

「主婦」という肩書きのほうが納得させられる相手もいるからです。

 

小学生の私が聞いたら

「そんなのひきょうだ、大人はずるい」

と言いそうです。

 

でもね、こういう小技を使って

自分を守ることを知れたのは

「主婦」という肩書きのおかげです。

 

人は一人なのに、沢山の顔を持たなくてはなりません。

どれも自分なら、どれにも固定しなくていい。

全部含めて、私なのだから。

ということで私という存在だけでやって行こう、と決心したのでした。

 

これからキャリアコンサルタントという肩書きを場所に応じて使いますが

私が本体であることに変わりはありません。

肩書きに乗っ取られず

私が主導権を握って生きて行こう。

そんなことを思ったのでした。

 

肩書きってなんとか手に入れたものや

思わずしょってしまったものもありますよね。

 

肩書きをおろせない、おろしたくない時は

その理由があるはずなんです。

でもそれは、自分でも気づくのが嫌な理由かもしれません。

自分を守るために降ろしたくないのかもしれません。

肩書きに頼りすぎて、それ以外の自分が小さくなりすぎてしまい

いますぐ降ろせなくなっているのかもしれません。

 

だから準備ができたその時に、そっと足元に置いてみませんか。

しょってた肩書きを降ろせた時、それは自分の一部となり

今迄とは違う意味で自立したキャリアがスタートすると思うのです。