よしえの思考倉庫

気になったことをあれこれ置いていく倉庫的ブログです。

勉強会を主催したときの手順と反省点を公開します

今回の内容は

①グループで勉強会したいけどどこから始めればいいのか迷う方

②誰かにやってほしいけど誰もやらないので自分がやるしかない方

に向けての記事です。

 

国家資格キャリアコンサルタントの試験には、

実際の面談を想定して試験官の前で行う面接試験があります。

それに向けてロープレ練習、というのをやるのですが

これは養成講座以外でもやったほうがいいという記事を書きました。

 

ロープレ回数と素直な内省の分だけ、カウンセリングの顔が育つと実感しました。

 

さてそのロープレをどうやって行うか、です。

 

グループLINEが出来ても、率先して動く人が出てこない場合もありますよね。

でも練習したい!

もういいや、私がやっちゃおう!

という感じでロープレ練習会を主催しました。

前半は実際の手順、後半はその反省点をシェアします。

 

①「練習会やりませんか」では始まらなかった

 

練習会やりたいですね~

いいですね~

そんな会話は出てくるのですが、

なかなか次のアクションにつながる発言が出てきません。

そこで思い切って

「何曜日の何時が都合いいですか?アンケート取りますね」

と来れそうな時間を聞くところから始めました。

 

②場所は無料にこだわらなくていい

練習場所は一番困る問題です。

受講生は無料で使えると聞いて、養成講座を行っている学校の会議室を借りようと思っていたのですが

授業が入っていることが多くなかなか思うように借りることができないと分かりました。

 

そこでグループLINEで相談したところ、

有料のレンタル会議室でも10人くらい集まればそこまで高くない

と教えてもらったので

それならば早めに予約すれば確実に使えるレンタル会議室を使うことに決めました。

 

③スケジュールを聞いて日にち決定→時間は場所次第

 

大体1か月単位でスケジュールを聞いて希望者を募り、

毎週日曜日に練習会を開きました。

なるべく全員が参加できる時間にしたかったのですが

場所もお金を出して予約しなければならないので

そこまで気にするのは無理でした。

 

日にちだけ決めといて、

場所は午前中を優先して予約。

後は部屋が空いている時間でおさえました。

時間は3時間です。

10人前後で集まって、ちょうどよい時間だったと思います。

 

④途中参加も OK にする

3時間ぴったり参加できなくても、遅刻して参加や途中で抜けてもOKとしました。

その場合でも場所代は同じように払ってもらいました。

早めに抜ける人がいれば、その人を先にキャリコン役をしてもらうように声がけしました。

皆さん、けっこう遠慮しちゃうので。

 

⑤場所代は現金回収した

 

レンタル会議室は私が予約してクレジットカード決済しているので

部屋の予約画面を LINE でシェアし

金額を当日来た人数で割りました。

 

PTAなどでこういった場面を経験してきたので

お釣りの小銭も用意していきました。

 

⑥主催した結果→感謝された

 

私やりますよという人は出なかったものの

いざ主催してみると参加率はとてもよく

大変感謝されました。

 

私自身、これは必要だと思って行ったこともあり

また思った以上にロープレの効果を感じたので

ちょっと頑張って良かったなと思います。

 

さてここからは反省点です。

最初にあと二人ぐらい巻き込めばよかった

私は声がけ係するので皆さんお手伝いして下さいねと伝えていたのですが

この曖昧な声かけが悪かったらしく

結局全ての工程をほぼ一人で行うことになってしまいました。

 

一人でも一応できたのですが

やはり相談する相手が一人二人欲しかったなというのが本音です。

あとお金の計算はやはり別の人に頼むべきだったと思います。

私がカードで決済し当日私が回収するのではなく

もう一人別の人が場所代を回収し確認してから私に渡す

というワンクッションがあったほうが良かったな、と。

 

一番困ったのは割り切れない金額になった時です。

8円とか3円とかの端数をどうするか

切り上げると多くもらってしまうし

切り下げると私が損をしますよね。

 

毎回1円単位で徴収するのも

めんどくさいと思われそう。

ここを一人で決めるのはすごく苦しかったので

だいぶ後になって

「計算苦手なのでお願いします!」と

練習に来た人にその場でお願いしました。

結果、端数は切り上げて10円単位で徴収してくれたのですが

そのおつりが必要な時は絶対に返しました。

「色々してくれてるからおつりなんていいのに」

と言ってもらったのですが、そうもいきません。

 

おつりは100円と10円玉を4枚ずつ、500円玉と50円玉を1枚もっていってました。

他の人の小銭でどうにかなることもありますが、念のため。

10円単位の場合、1000円でも500円でもおつりが出しやすい。

 

そうそう、お金を入れる封筒はあったほうがいいです。

そのまま自分の財布に入れると、いくらかわからなくなるので

私は100均の透明なチャック付きケースに場所代をじゃらっと入れてもらい

そのケースをATMに持っていき入金していました。

 

徴収したあとに

「小銭ばっかりごめんね、両替するよ~」といって

1,000円札に変えてくれる方がいて助かりました。

主婦ならではのすばらしい気配りです。

そうそう、ちょっと重いのよね。

小銭って入金も面倒だしね。

 

口頭諮問の質問をまとめてプリントしたものを作り、印刷して持参したのですが

これも誰かに任せて良かったな、と思います。

なんせプリンターの調子が悪く、

なんどやっても直らないインク汚れがついたままの紙をもっていってたので。

 

ではどういえば良かったのか

 

反省で終わらないのがキャリコン根性です。

やはり具体的に伝える。ここが私に不足していましたね。

「あと2人、お手伝いをお願いします!私の相談にのってください」

「口頭諮問の作成、ワード得意な方作成とシェアお願いします」

「用紙は各自、プリントアウトして持参お願いします」

「今回の参加者から会計係どなたかお願いします」

と、はっきりお願いして良かったのでは。

遠慮してぼやかしたから

何をやればいいのかわからず結果一人で爆走することになった気がしています。

さていかがでしょう?

こんな聞き方だったら「じゃあやろうかな」って思えますかね?

自信はありません。

 

巻き込み下手という課題が見えた、練習会主催の経験でした。

どなたかのお役にたてば幸いです。